農園にエールを贈る
"夏"のいちごフェア。
京都・カフェ『チカキッサタブコ』

農園にエールを贈る"夏"のいちごフェア。京都・カフェ『チカキッサタブコ』

京都・高辻通堺町に移転したと同時に『タカセガワブルースコーヒー』から店名を変えて6年目。コク深いオリジナルブレンドコーヒーからカレーやパスタ、時にはギターの生演奏も楽しめるカフェ&バーが、6月から季節外れの"いちごフェア"をスタートさせた。そこには、生産者応援の意図があった。


農家に生まれた長村善和さんが2007年に開園させた、21棟ものハウスを有する『おさぜん農園』。

盛夏向けメニューを考えねばと思っていた5月頃のこと。「以前から懇意にしている京都・八幡市の観光イチゴ農園『おさぜん農園』が、急速冷凍したイチゴを販売することを知りました」と店主の高瀬重行さんは話す。
関西圏では最大級の規模を誇る同園は、通常1日600人もが来園してイチゴ狩りを楽しむ場所。そんな人気施設が最盛期に来園者数が激減したため、大量のイチゴが行き場を失った。そこで初の試みとして冷凍させることを決めたというのだ。
「微力ながら応援したいと、涼を呼ぶドリンクメニューに使うことを決めました」。

人気品種「紅ほっぺ」を主とする冷凍イチゴはワンパック500g入り。果実のサイズはバラバラだが、完熟で収穫されるため甘みが濃い。「ヘタもカットしてあるので使いやすい。凍ったままスライスして、氷感覚で使えます」。
レモンの香りを少し添えるソーダと、デザートとしても楽しめるヨーグルトシェイクを考案。その後、ジントニックもラインナップに加えた。イチゴシーズン終了以降も長く楽しめるとあって、"イチゴ好き"の心をくすぐっている。


左から、いちごレモンソーダ650円、いちごヨーグルトシェイク700円。※税込

ソーダとシェイクは、ストロー付きの自立型密封パックでのテイクアウトが可能。「イチゴやバニラアイスなどの副材料を1人前ごとにパッキングして冷凍した状態でスタンバイ。注文後にソーダやヨーグルトを加えるだけで冷たいドリンクが完成できるから、提供もスムーズです」。
持ち運びの際も中身がこぼれにくく、飲み終わった後は小さくたためるという利点もあって好評だ。


写真はテイクアウト用のいちごレモンソーダ600円。徐々にイチゴが溶け、程よい冷たさになる。

店内に入らずとも購入できるよう、店舗に降りる入り口にインターフィン付きのテイクアウトスタンドを設置。「売上げ回復にはまだ程遠い状態ですが、道行く人の目に留まって来店に繋がれば」と話す。いちごフェアは9月末ごろまでの予定。冷凍イチゴは『おさぜん農園』に隣接する直売所でも在庫がなくなるまで販売されていて、500g980円。発送にも応えてもらえる。(文/小林明子)

店舗情報

【住所】京都市下京区高辻通堺町南西角泉正寺町463 ルネ丸高B1
【電話番号】075-755-6282
https://www.cafetabco.com/

『おさぜん農園』の冷凍イチゴについては
https://www.instagram.com/p/CAW4X3cjLtR/

農園にエールを贈る
"夏"のいちごフェア。
京都・カフェ『チカキッサタブコ』

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農園にエールを贈る"夏"のいちごフェア。京都・カフェ『チカキッサタブコ』

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