『李朝園』の新展開。
"鍋一つでできる"
ミールセット

『李朝園』の新展開。"鍋一つでできる"ミールセット

大阪・兵庫など関西圏にも新型コロナウイルス感染症緊急事態宣言が発令されたのが4月7日。その数日後の4月10日には、「チーズタッカルビ」や「スンドゥブチゲ」などを家庭で簡単に再現できる便利な調理キット「ミールセット」の販売を開始。大阪市内を中心に20数店舗の韓国料理店を展開する『李朝園』の新しい提案は、驚くほどに早かった。


ピリ辛ダレを絡めた鶏肉のほか、キャベツや玉ネギ、チーズなどをセットにしたチーズタッカルビ2人前1058円(税込)。製造日から冷凍で180日間保存可能。

「タイミングよく、試作を進めていたところだったんですよ」と代表の吉川創淑(そうしゅく)さん。元々飲食事業の一貫として看板商品のキムチや冷麺などの店頭販売や自社ホームページでの通販を長年続けていて、5年ほど前から楽天市場にも出店。商品販売を強化するなか考えていたのが、外食と内食のいいとこどりともいえる「ミールセット」という訳だ。

「外出自粛が求められる中、自宅での食事が主体になるのは間違いない。テイクアウトは夏場に向けて勢いが落ちるでしょうし。その一歩先の提案が必要になるはずだと、急いで必要な許可を申請・取得して、販売を始めたんです」。

各店舗での勤務持続を求める社員らの生活を保障するための策の一つでもあったと当時を語る。

誰でも簡単に作れるよう考え抜いたのも、商品力を意識したポイント。材料はすべて切り分けた"庖丁要らず"の状態で用意。さらに基本一つの鍋やフライパンで調理が完了するようになっている。

「手間を省くことで、男女・年齢問わず作れるかなと。このぐらいなら中高生のお子様でも作れますしね」。

材料を合わせて付属のスープで煮込んだり炒めたりするだけ。それでいて仕上りはきちんとお店の味になる。

「お客様からの意見を受けて、日々改良を重ねています」。その場しのぎではなく、この先を見越して定番コンテンツ化を狙っているからこそ、努力は惜しまない。


発売当初は1アイテムごとに名刺サイズのレシピカードを付けていたが、手間がかかるため現在は主要9商品を1枚(両面刷り)にまとめたリーフレットスタイルに変更。購入していない商品の宣伝にもなって一石二鳥。


トッポギに熊本あか牛のラグーソースを合わせた、ラグートッポギセットは2人前1058円(税込)。

精肉販売許可を得て始めた豚肉400ℊにサンチュや白菜キムチ、チシャ味噌まで付いたサムギョプサルは2678円、チーズタッカルビは2人前1058円、ホルモン鍋は2~3人前で1814円という気安い価格。たった4商品から始めたミールセットは「飽きられないよう」1週間1アイテムを目標にリリースを続け、現在は16商品にまで増えたそう。

売上は全体の1割以上をキープしており、派手な利益はないけど、なかなかの好調と言えるそう。その売上で店頭販売用の冷凍庫を新たに購入する予定。通販でしか提供できなかったミールセットの冷凍バージョンも徐々に各店頭での販売を広げていく予定だ。(文/川島美保)

会社情報

李朝園株式会社
【電話番号】0120-489-962(フリーダイヤル)
http://richouen.co.jp/
https://www.rakuten.co.jp/richouen/
https://richouen.shop/

『李朝園』の新展開。
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ミールセット

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