「期限付酒類小売業免許」活用法vol3
京都『SAKE壱』は
ノベルティー特典で
日本酒テイクアウトを後押し!

「期限付酒類小売業免許」活用法vol3京都『SAKE壱』はノベルティー特典で日本酒テイクアウトを後押し!

京都・西木屋町の日本酒専門店『SAKE壱』。圧倒的な品揃えで、マニアにも初心者にも愛される人気店では、日本酒の持ち帰りを始めて早4カ月が経った。

「売り上げを補うというより、コロナ禍で広まった家呑みを応援したいという気持ちが大きかったです」と店主の麻田文雄さん。蔵元にミニボトルを作ってもらおうというアイデアもあったが、それでは商品がおのずと限定されてしまう。常時200種以上ものストックを誇る自店の強みを生かすべく、量り売りのスタイルに。

その容器として採用したのが、意外にもドレッシングボトル。もともと厨房で出汁醤油などを入れて愛用していたモデルだという。すっきりとモダンな姿に加え、蓋が密閉式で漏れず、耐熱ガラスなのでシリコーンの注ぎ口を外せばボトルごとお燗もできる、と機能性抜群。240㎖という容量は「家で飲み切りやすいのは1合だし、サービスで多めに入れることを考えるとちょうどいい」と話す。初回のみボトル代として800円必要だが、聞けばメーカーの希望小売価格は1200円。初期費用を抑えることで、"持ち帰りデビュー"の壁を低くできればという、麻田さんの心遣いだ。

期限付酒類小売業免許を取得して持ち帰りをスタートしたのは4月。そこからひと月も経たないうちにボトルは50本ほどが売れ、反響の大きさに驚いたという。


ボトルは『ハリオ』の定番商品。1合(180㎖)価格で、容量240㎖のボトルいっぱいに入れてくれるのは持ち帰りだけの特典。購買心をそそるサービスだ。

ボトルに付けられたラベルには銘柄や種類をはじめ、販売日が記されている。さらにお燗の最適な温度など、情報を書き込めるコミュニケーションツールでもあるとか。左党感涙の手厚いサービスに、麻田さんの日本酒愛が溢れている。

さらに、このラベルを10枚集めるとプレゼントされるのが、オリジナルの保冷バッグ。持ち帰りをリピートしてくれるお客へのリターンをと考えて制作したもので、お酒を入れたボトルを持ち帰るバッグとしてはもちろん、お弁当バッグとして愛用しているという声も多いそう。


保冷バッグには、アリとキリギリスが仲良く杯を交わす店のアイコンをプリント。"WITH THANKS(感謝を込めて)"という言葉も添えた。1000円(税込)で販売もしている。

このオリジナル保冷バッグは6月に完成。100個制作し、販売分も含めてすでに半分ほどなくなったという。酒販免許の期限は10月末までだが、以降も持ち帰りを続けられる道を探りたいと話す麻田さん。店で飲んだ後、帰り際に「ここに"お土産"入れといて」とボトルを取り出す。そんな光景が、酒場のニューノーマルになりそうだ。(文/本庄 彩)

店舗情報

【住所】京都市中京区紙屋町373-1
【電話番号】075-223-0311
https://ja-jp.facebook.com/tachinomi.ichi

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京都『SAKE壱』は
ノベルティー特典で
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