京都『二条やま岸』が
急遽販売!
縁起を担いだおせち鍋が即完売!

京都『二条やま岸』が急遽販売!縁起を担いだおせち鍋が即完売!

「11月は好調でしたが、現状を見る限り12月の宴会需要は期待が持てない。ならば初めてのおせちに挑戦しようと、大将と決めました」と『二条やま岸』料理長の横井裕史さん。「落ち着いて出歩けない中、家でやま岸の味を楽しんでいただけることで元気に繋がれば」と、大将こと絶大な人気を誇る本店『富小路やま岸』店主の山岸隆博さん。第3波の大波が訪れる最中に考えたのは、取り寄せやテイクアウトに応えられる新商品の提案だ。「やると決めたら全力で」が、やま岸イズム。作るは鍋懐石を供する『二条やま岸』ならではの"おせち鍋"だというから、面白い。
発売を決めたのは、11月中旬。世間のおせちは、早い所なら夏過ぎから予約を開始しているから、かなり出遅れてのスタートになる。それでも、何もしないよりチャレンジすることが大事と腹を決めた。構想期間は10日足らずと僅かだったが、「なかなかの自信作です」と横井料理長は胸を張る。

さて、その内容。美しい白木の二段重の一段目は、"鍋前"を愉しむための、酒肴尽くし。祝い3種と呼ばれる、関西の定番おせち、黒豆・数の子・叩きゴボウのほかに、鰆の味噌漬けやイクラ醤油漬け、極め付きは自家製カラスミ1腹丸ごとと、さすが豪華な内容。家族仲睦まじい一年にとの願いを込めて向かい合わせに盛り付けられた伊勢海老の頭がまた麗しい。
「この伊勢海老は飯蒸し仕立てにしているんですが、電子レンジで温められるんですよ」と横井料理長。おせちは冷たいものばかりなのがいつも切なく思っていたそうで、飯蒸しに選んだのは電子レンジ対応容器。お重から取り出してレンジで数分温めれば、熱々の飯蒸しが頂けるという仕掛けが心憎い。


おせち鍋38800円の一の重。奥の金色の容器が電子レンジ対応になっている。半割した伊勢海老の頭は、海老味噌が付いているので鍋に入れても美味。

そして真打の鍋はというと、フグの白味噌仕立て。「フグは福を呼び込むお目出度い冬食材ですからね。そして京都の冬に白味噌は欠かせない。独特の甘みがフグの繊細な旨みを引き立てて、抜群の相性なんです!」。先が見通せるようにと中心をくり抜いた堀川ゴボウに、丸抜きして太陽を模した日の出ニンジン。それと対を成すよう同じく丸抜きした大根を重ねるように盛り付けて、紅白を描いている。サブ的な具材もさりげなく縁起を担いでいるのが素敵だ。


二の重のフグの白味噌鍋。生湯葉や口どけ滑らかな絹ごしの京豆腐のほか、焼き白ネギ、京菊菜、椎茸、芯は棒状に切った白菜など。わざわざ皿に移さずとも、木箱のまま食卓においても絵になるよう見映えも考慮している。松葉柚子は鍋に入れるも雑煮に飾るもよし。


鍋の完成イメージ。ニンジンや大根、ゴボウなど火の通りにくい具材は、すぐに煮えるよう下茹でされている。

鍋に欠かせない締めには、丸餅を用意。「こちらも京都らしく、白味噌雑煮に仕立てていただければ」と横井料理長。細部まで考え抜いた自信作は、限定50セットで11月30日から販売開始。店頭のほか、人気上昇中の取り寄せサイト「OMAKASE」とレストラン予約や取り寄せができる無料アプリ「オートリザーブ」でも予約を受け付けたところ、小1時間で9割が売れ、実質即日完売。欲を張らず50セットに抑えたのも功を奏したようだ。「想像を超える反響。おかげで年末に向けて僕もスタッフも気合が入りました!」。横井料理長が眩しい笑顔を見せた。(文/川島美保)

店舗情報

【住所】京都市中京区西ノ京職司町8-1
【電話番号】075-801-7900
http://tominokoji-yamagishi.com/nijo/yamagishi/

京都『二条やま岸』が
急遽販売!
縁起を担いだおせち鍋が即完売!

この記事をSNSでシェアする

京都『二条やま岸』が急遽販売!縁起を担いだおせち鍋が即完売!

あわせて読みたい