クラフトカカオメーカ『DARI K』
"Makuake"活用で
250万円を超える応援購入に成功!

クラフトカカオメーカ『DARI K』 "Makuake"活用で250万円を超える応援購入に成功!

カカオの品質と価値の向上だけでなく、現地生産者の暮らし向上までも目指し、インドネシア・スラウェシ島産カカオ豆のフェアトレードに取り組むこと10年。今やクラフトカカオメーカーとして全国に知られている『DARI K』が、昨年12月に応援購入サイト"Makuake"に単独で初挑戦。新商品「フルーツ発酵の生チョコレート」の先行発売を行った結果、なんと約3週間で目標金額の836%、250万円を超える売上を達成し、注目を集めている。

「長年のプロジェクトがようやく実を結んだ新作の、記念すべきデビュー。新しい挑戦をしたかったんです」と、代表の吉野慶一さん。Makuakeとは、2013年からサービスを開始している日本を代表するクラウドファンディングサイト。ネットを通じて支援者に開発費用を募ったり、先行発売を行ったりするなど、その使い方は多岐に渡っており、大手企業だけでなく中小企業や個人店の挑戦を助けるオンラインサービスのひとつとして知られている。
「コロナ禍が続く中、リアルに人を大勢集めるイベントは打ち出せない。ならば、オンラインしかないなと」と吉野さん。これまでに他店とのコラボレーション時にクラウドファンディングを使ったことはあったが、単独での出店は初めて。慣れない点も多く不安もあったが、スタッフ一丸となって取り組んだ。「おそらくバレンタイン催事も、例年のような人出は見込めない。それも見越しての選択でもありました」。

もちろん、ある程度成功する自信はあった。5年ほど前から試作を繰り返して2020年秋に完成を迎えた"フルーツ発酵生チョコレート"は、世界初・唯一無二のチョコレート。同じカカオ豆を原料にしながら、カカオ豆の発酵プロセスに異なるフルーツを用いることで、柑橘風やトロピカルテイストなど、異なるフレーバーを生み出すという画期的なもの。商品の背景に流れる物語も話題性も、充分にある。「クラウドファンディングサイトを利用されている方たちは、新しいものに敏感な方が中心。商品に隠されたストーリーを読むことにも愉しみを感じてくれる人たちが多いので、心置きなく思いの丈をぶつけられる。そこも大きなアドバンテージだと思いました。なんせ、元々が伝えたいことだらけの商品なので(笑)」。


"Makuake"に掲載していたPR文。文字ばかりが続くと読み飽きるので、画像やイラストをテンポよく挟みながら書き進めるよう工夫している。

既に完成しているから開発資金を募る必要はないので、目標金額は30万円とあえて低めに設定。さらに商品内容も見直した。大粒だったのをひと口サイズに変更し、例年は6粒2400円(税込)だった生チョコをチルド送料込みで24粒5900円のMakuake限定品として出品してお得感を出した。「微細な違いを味わってほしいチョコなので、ひと口で食べられた方が風味の広がりがいい。それに、誰かと分かち合って食べたくなる商品だから、数が多い方がいいかと」と、吉野さん。さらに、今まではカカオ豆の純粋な味を知ってほしいという想いから原材料はカカオ豆と砂糖のみだったが、「より広く親しんでもらうために」と今年から特別にミルクチョコレートも作った。小さな工夫の積み重ねが、大きな成功へと導いている。

 

フルーツ発酵の生チョコレート4種24粒入4,800円(税込)。上から順に一般的な発酵、バナナの葉を利用して一般的な発酵を施した「ダーク」、初めて作った「ミルク」、パッションフルーツと共にカカオ豆を発酵させた「トロピカル・カカオ」、オレンジやライムと共にした「シトラス・カカオ」。



24粒入りの生チョコレートは風呂敷包みの特製包装に。想像以上の注文で発送が若干遅延したため、お詫びの品としてオリジナルマグカップとチョコレートサンドクッキーを同梱した。

さらに、Makuakeを利用したことで顧客のデータ取りもできたという吉野さん。女性が多めなのではという予想に反し、購入者の男女比は55%対45%とほぼ同率。動線分析をすると、半分は『DARI K』のホームページから、半分はMakuakeからという結果。Makuakeの効果が大きかったことが実感できたという。


"Makuake"のプロジェクト画面。12/2~25で集まったサポーターは262名。合計で250万9300円が集まった。

現在はネットショップで同商品を販売すると同時に、昨年7万人もの医療従事者にチョコレートを届ける結果となったペイフォワード(詳しくは過去記事参考)に再び取り組んでいる同店。1月26日(関西は2月2日)からは、コンビニ『セブンイレブン』でバレンタイン限定商品としてこのフルーツ発酵カカオ豆を使用したチョコレートドリンクを関東地区と関西地区でフレーバーを変えて発売中。どんな局面にあっても、実にアグレッシブ。次々と明るい話題を提供してくれる。
(撮影・文/川島美保)

店舗情報

【住所】京都市北区紫竹西高縄町72-2
【電話番号】075・494・0525
https://www.dari-k.com/

クラフトカカオメーカ『DARI K』
"Makuake"活用で
250万円を超える応援購入に成功!

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