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東京『西麻布 野口』野口正太朗さんに聞く【5問5答】

鮨職人への憧れをきっかけに料理の世界へ入り、日本料理の奥深さに魅せられて歩みを重ねてきた『西麻布 野口』店主・野口正太朗さん。『銀座 小十』『樋口』などで経験を積み、2022年に自身の店を開きました。献立づくりのヒントや店で大切にしているもの、こだわりのお米、そしておにぎり店を始めた理由まで。野口さんの料理観と未来の展望に迫る5問5答です。

文:瀬川 慧 / 撮影:土居麻紀子

目次


和食料理人になったきっかけを教えてください。

小さいときからサッカーに熱中していて、高校卒業の際に就職か進学かで悩みました。そんなときに、教師だった父親の教え子がいる銀座の鮨店に連れていってもらい、そこで働く鮨職人の姿に魅せられたんです。かっこいいし、奥が深そうだなと思い、鮨職人になろうと決めて、そこで3年間しっかり働かせてもらいました。
その後、和食をやっている先輩から日本料理の話を聞くうちに、鮨も同じ和食のジャンルなのに随分と世界の幅が違うな、と思い、改めて日本料理の道へ進むことにしたんです。最初は千葉の蕎麦懐石の店、その後、星付きの名店で何年も研鑽を積みました。

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