東京『京しずく』片山清光さんに聞く【5問5答】
東京・恵比寿の日本料理店『京しずく』を3年前に継いだ片山清光さん。山口県出身ながら、修業を通じて身につけた京料理の味わいを大切にし、「淡く淡く」を信条に、だしや薄口醤油づかいなど店の土台を守り続けています。一方で、故郷・山口の萩焼を店に取り入れ、古典を紐解きながら料理を考えるなど、自身の感性も少しずつ重ねています。尊敬する料理人から、料理のヒント、季節の室礼まで、片山さんの“今”を5つの質問から探ります。
文:瀬川 慧 / 撮影:土居麻紀子
お店で大切にしていることは何ですか。
山口出身なので、地元で作られている萩焼のいろいろな作家さんにお願いして、作品を店に置かせてもらっています。東京ではなかなか萩焼を目にする機会も少ないと思いますから、ご興味があるお客様にはご紹介もしています。季節ごとに器を入れ替えて、お店で実際にお茶碗を使わせてもらうなど、ちょっとした啓蒙活動のような意味合いもあります。
店に飾られた萩焼の茶碗など。実際に薄茶を供することも。
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