東京『浅草 ひら山』平山 周さんに聞く【5問5答】
25歳で『江戸蕎麦 ほそ川』の繊細ながらも力強い蕎麦に魅せられて弟子入りし、その後、料理の幅を広げるべく日本料理店や割烹で腕を磨いた平山 周さん。2021年に開店した自店では、それらの経験を生かし、蕎麦前に楽しめる一品料理や天ぷらを豊富に用意。そんな平山さんに尋ねた5問5答。随所に、前向きな姿勢が感じられます。
文:瀬川 慧 / 撮影:牧田健太郎
料理の品揃えについて教えてください。
蕎麦だけでなく、蕎麦前に愉しむ一品料理や日本酒も充実させたいと考えました。お客様のさまざまな好みに対応したいと、お浸し、和え物、煮物、天ぷらなど常時20種類以上を揃えて、楽しんでいただけるようにしています。
僕は蕎麦を作る蕎麦の実をはじめ、すべての素材にきちんと向き合いたいと思っています。 そこから、料理のメニューを考えるのが楽しいんです。例えば今の時季なら、「そばがきの揚げ出し」を、注文が入ってから蕎麦粉を挽いて練り上げ、揚げたてでお出しています。
ほかにも「穴子の煮凝り」「鴨ロース山椒煮」「鰊と茄子の炊き合わせ」など。また、甘鯛や栗など季節の素材を一品ずつ揚げる天ぷらは、太白ゴマ油に香りのあるゴマ油を少し加えて、少しだけパンチを感じる味にしています。
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