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【レシピ付き】端午(たんご)の節句の一品 Vol.2 東京『東麻布 いち川』の鰹と筍、山菜の木の芽黄身醤油

東京タワーと麻布十番のちょうど中間あたりに、ひっそりと暖簾をかけた清楚な日本家屋。ここ『東麻布 いち川』のカウンターで供されるのは、旬の食材を生かした季節のおまかせ料理。ご主人の市川達也さんが目の前で丁寧に仕立てる八寸やお造り、お椀の美味しさはもちろんのこと、五感を刺激する心地よいライブ感で飽きさせません。
今回は、端午の節句にちなんで仕立てた前菜の一品を。男児の成長を祈願する“勝つ男”に通じる藁焼きのカツオと、真っ直ぐ健やかに育ってほしいと願う筍が主役。旬の山菜を添え、濃厚でまろやかな「木の芽黄身醤油」で料理をまとめ上げます。

文:瀬川 慧 / 撮影:大山裕平

目次


東京・麻布『東麻布 いち川』市川達也さん作 鰹と筍、山菜の木の芽黄身醤油

「カツオはパリッと焼けた皮と炙りたての温度感が、いっそう料理の完成度を高めるので、必ず提供直前に藁焼きに。しっかり付けた薫香が木の芽黄身醤油ととても相性がいいんです」と市川さん。

カツオの芳ばしい香りと木の芽入りの黄身醤油が口中で渾然一体になり、美味しさが際立つ。さらに、食感のいい山菜と筍がアクセントとなり、端午の節句にふさわしい風味豊かな一品に。

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