日本料理のことば

有馬【ありま】─レシピ付き

山椒の実や粉末を使った料理名です。名の由来は、兵庫県にある温泉地・有馬が、古くから知られる良質な山椒の産地だったから。実山椒の醤油煮を「有馬山椒」と呼ぶことから、これを使う料理にも「有馬」の名を冠します。ところが、同じく兵庫にはさらに古くから誉れ高い「朝倉山椒」があり、料理名にも使われていました。いつから「有馬」の方が一般的な料理名になったのでしょう。今回は兵庫の山椒二大産地のお話です。

文:「辻󠄀静雄料理教育研究所」今村 友美 / 料理制作:「辻󠄀調理師専門学校」大引 伸昭
撮影:東谷 幸一 / 協力:辻󠄀調理師専門学校
この記事は会員限定記事です。

月額990円(税込)で限定記事が読み放題。
今なら初回30日間無料。

残り:1834文字/全文:2029文字
会員登録して全文を読む ログインして全文を読む

フォローして最新情報をチェック!

Instagram Twitter Facebook YouTube

この連載の他の記事日本料理のことば

無料記事

Free Article

おすすめテーマ

PrevNext

#人気のタグ

Page Top
会員限定記事が読み放題!

月額990円(税込)初回30日間無料。
※決済情報のご登録が必要です