東京『日本料理 初志』池田恒平さんに聞く【5問5答】
大学卒業後に京都『菊乃井』本店に入店し、東京『てのしま』を経て、フレンチ、イタリアン、中国料理、焼肉店、鮨店など幅広い料理ジャンルを経験した池田恒平さん。2022年9月に開店した東京『日本料理 初志(ういさね)』では、地元・愛媛の食材を積極的に使い、センスあふれる料理に昇華しています。そんな池田さんへの【5問5答】。多彩な経験が反映されたお答えでした。
文:瀬川 慧 / 撮影:公文美和
よく使う調味料は何ですか?
味噌です。実は漬け地にするよりも塗る方が好きで、いろいろな種類のオリジナル塗り味噌を作っています。持ち味が生きるようレアに火を入れた魚に塗って、味のアクセントにすることが多いですね。
味噌は白味噌、赤味噌、八丁味噌など、何でも使います。粒味噌よりも、なめらかなものの方が使い勝手がいいですね。白味噌にみじん切りにしたクレソンを混ぜ合わせてソースに用いたり、鮎のうるか(塩辛)やサンマのワタと味噌をすり合わせたりしています。
京都『石野味噌』の「石野の白味噌」は、「程よい塩味で味のバランスがいい」と池田さん。
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