大阪『幽玄』三船桂佑さんに聞く【5問5答】
昨年に続き「ミシュランガイド京都・大阪2025」で2つ星を獲得した『幽玄』三船桂佑さん。修業先である『味𠮷兆』では、歳時記の大切さと茶道の心得を学びました。日本料理の奥深さと美しさを伝え続ける三船さんらしい、5つの回答です。
文:船井香緒里 / 撮影:東谷幸一
尊敬している料理人は誰ですか?
南森町『お料理 宮本』の宮本大介さんです。
宮本さんは、母校である『中村調理師専門学校』の先輩です。僕が『味𠮷兆』で修業をしていた頃から何かとお世話になっています。宮本さんは大阪『本湖月』ご出身ですが、型に捉われることがない…そんな味づくりに刺激を受け続けています。
例えば、冬瓜を炊く際に鶏ガラから引いただしを用いたり、ご飯物のおかずにトンカツを出されたり。その遊び心が魅力的なのは、宮本さんに日本料理の伝統がしっかりと根付いているからでしょう。
古典的な仕事も大切にしながら、今の時代に応じた見せ方や味づくりも必要であるということを学んでいます。
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