東京『魚がし 山はら』片又俊郎さんに聞く【5問5答】
東京・築地に生まれ、築地市場内で父が営む『山はら』で経験を積み、現在の『魚がし 山はら』で三代目を務める片又俊郎さん。名物の冬のあんこう鍋は旧店舗から好評で、今も通い続ける常連から愛されています。今回は片又さんに、名物食材の仕入れや長年営む店だからこそ語れるエピソードについてお伺いしました。
文:瀬川 慧 / 撮影:公文美和
店の名物を教えてください。
あんこう鍋はもちろんですが、半年~7年熟成させている、自家製のカラスミでしょうか。フレンチのシェフから教わった方法で仕込んでいるため、よそとは違ってあまり塩辛くなく、しっとり柔らかく仕上がります。このカラスミには、日本ミツバチのハチミツが好相性。「一口目はそのまま、2口目はハチミツをかけてお酒と一緒にどうぞ」とおすすめしています。
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