【レシピ付き】恵方巻 Vol.1東京『すし 晴海』の江戸前恵方巻
東京・銀座は鮨の激戦区。『銀座 小十(こじゅう)』がプロデュースする『すし 晴海(はるみ)』は、日本料理と江戸前鮨が緩やかに融合したコースを、懐に優しい価格で楽しめる人気の店です。今回、店主の吉谷(よしや)圭介さんが披露してくれたのは赤酢の酢飯を使った、魚介たっぷりの恵方巻。江戸前らしく、具材に施した仕事が見ものです。
文:瀬川 慧 / 撮影:大山裕平
東京・銀座『すし 晴海』吉谷圭介さん作
江戸前恵方巻
江戸前仕事を施した旬の魚介を取り揃え、鮨の要ともいえる酢飯は米酢と赤酢の2種を使い分ける『すし 晴海』。「白身や貝など淡泊な魚介は米酢、マグロや青魚のような香りや脂が強いものは赤酢で握ります」と吉谷さん。
今回の恵方巻の具材はヅケにしたり、魚卵を和えたりと仕事を施すため、赤酢で。縁起物のため、七福神にあやかって7種類の具を巻く。「巻いてから少し時間をおいた方が、全体の味が馴染んでおいしいです」。
酢飯と具材のバランスは1:1で
恵方巻は丸ごと齧るため、中巻きくらいの太さがベスト。普段、『すし 晴海』では中巻きを200~230gの酢飯で巻いているが、「気持ち少なめの160g、具材も160gのバランスで巻くと食べやすい」という。
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