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神戸『日本料理 輪』山下慎士さんに聞く【5問5答】

神戸市内に店を構えて22年を迎えた『日本料理 輪(りん)』店主の山下慎士(しんし)さん。日本酒を愛するゆえの設備や長年愛用している調理道具など、物事を深掘りするのが大好きでな山下さんの人柄がうかがえる、5つの質問にお答えいただきました。

文:川島美保 / 撮影:東谷幸一

目次


愛用している道具はありますか?

昔のことすぎて記憶がおぼろげなのですが、修業時代に先輩から譲っていただいたのだろうこの庖丁が、もはや自分の一部のようになっていますね。

製造元も不明。けして名工の品ではないのですが、30年以上使い続けるうちに自分の手に一番馴染むように。庖丁は何本も持っていますが、一番頻繁に使ってしまうのがこれですね。

長年研いで使っているので、今や刃の身幅が半分近くになってしまいました。刃先が斜めにカットされた独特の形状は、庖丁を引く際に邪魔になるからと自分で研いでカスタマイズした部分です。

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