大阪料理会

【レシピ付き】ナマコを冷凍で軟らかく⁉ 新食感で魅せる2品

北新地で独立して20余年、60代となった今も好奇心旺盛で、常に新しい手法を模索する『慶喜(よしのぶ)』石橋慶喜(けいき)さん。今回は、今までにないナマコの食感を生み出す2パターンの冷凍法を発表しました。「安価な時に買って、作り置きできる」実用的なアイデアに、多くの会員が瞠目。冷凍ナマコは大ぶりと小ぶりを使い分け、酒盗粥和えと、ジャガイモあんでいただく冷菜に。斬新な発想が冴える2品のレシピを大公開します。


※大阪料理会 公式サイトhttps://osakaryourikai.com/

文:中本由美子 / 撮影:福本 旭

目次

石橋慶喜さん(大阪・北新地|『慶喜』店主)

1962年、北海道・函館生まれ。20代後半から北新地で修業を始め、2002年に独立。「作れるものは手作りすべし」という師匠の教えを守り、クジラベーコンや利休麩も自家製。アンコールペッパーやオリーブ油の玉「オロバイレン」などを取り入れる進取の気性にも富む。大阪料理会では、驚くほど手間をかけた料理を発表することも多々。常に会員の興味をそそる存在だ。

『慶喜』石橋慶喜さん作 生子酒盗がゆ和え&生子芋あん

ナマコはおせちの定番食材ですが、昨年の師走は驚くほど高かったですね。1月も半ばをすぎると少し値が安定してきますので、長期保存できる方法はないか?と、いろいろ試してみたんです。

合わせ酢に漬けて冷凍し、解凍して食べてみたら、今までにない食感で。これには僕自身も驚きました。ぜひ会員の皆さんにも知ってほしいなと思って、今回は冷凍ナマコをテーマに2品を考案しました。

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