日本料理のことば

【レシピ付き】八寸 vol.2-烏賊と筍の木の芽和え、平貝菜種焼き-

「辻󠄀調理師専門学校」濱本良司先生に教わる「八寸」のレシピ、vol.2は「烏賊と筍の木の芽和え」と「平貝菜種焼き」の2品です。春の食材を用い、食感のコントラストや色合い、香りの生かし方に工夫が光ります。味わいはもちろん、目にも春を感じさせる仕立てに注目です。

聞き書き:阪口 香 / 料理制作:「辻󠄀調理師専門学校」濱本良司 / 撮影:東谷幸一 / 協力:辻󠄀調理師専門学校

目次


烏賊と筍の木の芽和え

筍を土佐煮にして旨みを含ませ、紋甲イカと合わせた木の芽和えです。
この料理の魅力は、筍のコリコリとした歯触りと、イカのくにゅっとしたやわらかさ。その食感のコントラストが、一口ごとに楽しい一品です。

また、3~4月は、新芽が芽吹くようなやわらかな若草色がよく似合う季節です。そのため、木の芽味噌は味だけでなく、色合いにも気を配ることが大切です。
木の芽は入れすぎると香りが強く立ちすぎて、筍の繊細な風味を覆ってしまいます。あくまでも主役は筍。木の芽は春らしさを添える存在として、ほどよい加減にとどめたいところです。

そこで、木の芽味噌には青寄せを加え、色味と風味のバランスを見ながら調整します。木の芽の清々しさを生かしつつ、筍の持ち味をきちんと感じられるように仕上げるのが、この和え物のポイントです。

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