特集

酢の物の人気レシピ6選|さっぱり美味しい、プロの作り方

酢の物は、これから暑くなる季節、さっぱりと楽しめる和食の定番料理です。本記事では、プロの料理人が教える酢の物の人気レシピを厳選して紹介。魚介や野菜がメインの一品から、万能な八方酢を使ったショウガの酢取りまで、酢の物レシピをまとめました。酸味の重ね方や味の整え方のコツも解説します。

文:WATOBI編集部 / 撮影:海老原俊之 ※2024/6/14配信分を更新

目次


ハモと鷹峯トマト、トウモロコシの炙り パイナップル酢と土佐酢のジュレがけ|2種の酢のジュレで味にグラデーションを

京都『日本料理と日本酒 惠史』のハモと鷹峯トマト、トウモロコシの炙り パイナップル酢と土佐酢のジュレがけ京都『日本料理と日本酒 惠史』のハモと鷹峯トマト、トウモロコシの炙り パイナップル酢と土佐酢のジュレがけ/撮影:竹中稔彦

鱧と夏野菜を、2種の酢で味わう酢の物レシピ。

土佐酢とパイナップル酢をそれぞれジュレにし、器の中で層を仕立てる。まずはパイナップル酢のフルーティーな酸味がトマトやトウモロコシの甘みを引き立て、食べ進めるうちに土佐酢のだしの旨みが加わり、味わいが和の方向へと移ろう。淡泊な鱧は一度揚げてから酢に含ませることでコクを補い、ジュレとの一体感を高めている。酸味を重ねながら味の変化を楽しませる、構成力の高い一品だ。

▼ハモと鷹峯トマト、トウモロコシの炙り パイナップル酢と土佐酢のジュレがけの詳しい作り方はコチラ

アズキハタの洗いと野菜の冷やし鉢|“味変”で食べ飽きない仕立て

東京『日本料理 若林』のアズキハタの洗いと野菜の冷やし鉢東京『日本料理 若林』のアズキハタの洗いと野菜の冷やし鉢/撮影:公文美和

魚介と野菜を涼やかにまとめた、軽やかな酢の物レシピ。

飲めるほどに整えた土佐酢に、アズキハタ(関西などではキジハタ、アコウとも)や帆立、夏野菜を合わせる。アズキハタは洗いにして身を締め、帆立は焼き霜にすることで香ばしさを添えるなど、素材ごとに下処理を変えるのがポイント。それぞれの食感や旨みの違いが際立ち、単調にならず食べ進められる構成になっている。ゴマダレを合わせて味の変化を楽しむのも一興だ。

▼アズキハタの洗いと野菜の冷やし鉢の詳しい作り方はコチラ

小鯛のレモンいりこ酢味噌|酢とレモンの酸を重ねた一皿

東京『てのしま』の小鯛のレモンいりこ酢味噌東京『てのしま』の小鯛のレモンいりこ酢味噌/撮影:海老原俊之

酢味噌に柑橘の酸味を重ねた、奥行きのある酢の物レシピ。

浅く酢締めした小鯛に、いりこ酢味噌と割り酢を重ねる構成。白味噌のまろやかさに、いりこの旨みとレモンの酸味が加わり、軽やかでありながらもコクのある味わいに仕上がる。さらにレモンピールを添えることで香りに抜けを作り、全体を引き締める。複数の酸味をキレイにまとめ上げた一品だ。

▼小鯛のレモンいりこ酢味噌の詳しい作り方はコチラ

真子鰈の鳴門巻き 梅肉酢味噌かけ|酢の重ね使いに技あり

大阪『弧柳 継心』の真子鰈の鳴門巻き 梅肉酢味噌かけ大阪『弧柳 継心』の真子鰈の鳴門巻き 梅肉酢味噌かけ/撮影:東谷幸一

異なる酢を組み合わせ、味に奥行きを持たせた酢の物レシピ。

新ショウガやパプリカとともに、複数の酢を使い分けて構成する。ベースにはやわらかな酸味の酢を用い、梅肉酢味噌でアクセントを加えることで、味に緩急を生む設計。それぞれの素材に応じて酸味の強さを調整し、口中でのバランスを整えている。酸味を重ねることで単調さを避けた、完成度の高い一皿。

▼真子鰈の鳴門巻き 梅肉酢味噌かけの詳しい作り方はコチラ

胡瓜と鱧皮の酢の物 パッションフルーツゼリー掛けレシピ|パッションフルーツで爽やかに

大阪『大月』の胡瓜と鱧皮の酢の物 パッションフルーツゼリー掛け大阪『大月』の胡瓜と鱧皮の酢の物 パッションフルーツゼリー掛け/撮影:東谷幸一

キュウリと鱧皮を合わせた大阪の定番「鱧皮ザクザク」を、フルーツの香りで現代的に仕立てた一品。

ベースはだしの旨みを含んだ土佐酢。そこにパッションフルーツの果汁を加え、爽やかな酸味と香りを重ねる。キュウリは種を除いて1㎜幅に切り、塩揉みと塩抜きで青臭さを抑えつつ、歯切れよく仕上げるのがポイント。鱧皮はあらかじめ酢に浸して余分な脂を落とし、しっとりとしたコクを添える。さっぱりとしながらも奥行きのある味わいが楽しめる。

▼胡瓜と鱧皮の酢の物 パッションフルーツゼリー掛けの詳しい作り方はコチラ

新ショウガ酢取り|さまざまな野菜に使える、万能八方酢が肝

大阪『さか本』の新ショウガ酢取り大阪『さか本』の新ショウガ酢取り/撮影:福本 旭

汎用性の高い合わせ酢で作る、基本の酢の物レシピ。

八方酢は、米酢と水を同量合わせ、砂糖・塩・昆布を鍋に合わせて1時間ほどおき、弱火にかけてじっくりと昆布の旨みを引き出したもの。塩梅を整えておけば、ミョウガやレンコン、カブラなど幅広い食材に応用可能。基本にして実用性の高いレシピだ。

▼新ショウガ酢取りの詳しい作り方はコチラ

フォローして最新情報をチェック!

Instagram Twitter Facebook YouTube

この連載の他の記事特集

無料記事

Free Article

連載一覧

PrevNext

#人気のタグ

Page Top
会員限定記事が読み放題!

月額990円(税込)初月30日間無料。
※決済情報のご登録が必要です