【レシピ付き】八寸 vol.3-鯛の子含め煮と穴子八幡巻き-
八寸に春らしい彩りと味わいを添える、鯛の子含め煮。鯛の子は丁寧な下処理とやさしい火入れで、繊細な旨みと舌触りを引き出します。一方、穴子八幡巻きは、ゴボウの歯ごたえを生かしながら、香ばしくたれを重ねて焼き上げる一品です。いずれも、素材の持ち味を見極めた細やかな仕事が光ります。「辻󠄀調理師専門学校」の濱本良司先生に、その作り方を教わりました。
聞き書き:阪口 香 / 料理制作:「辻󠄀調理師専門学校」濱本良司 / 撮影:東谷幸一 / 協力:辻󠄀調理師専門学校
鯛の子含め煮
鯛の真子は生臭くなりやすいため、まずは下処理を丁寧に行うことが大切です。塩水で軽く洗い、血をしっかり抜いておくことで、仕上がりの風味がぐっとよくなります。
また、火を入れた後は、氷水に落として冷ますこと。水に臭みが出てくるので、流水でさらすと、よりきれいな味わいに仕上がります。
鯛の子の火入れで注意すべきは、火を入れすぎるとパサつきやすくなること。
そのため、下茹でも煮含める時も、沸騰させず、細かい泡が立つくらいのやさしい火加減を保つのがポイントです。それにより、しっとりとした食感に仕上がります。
さらに、煮上がったらすぐに引き上げず、味を含ませながら冷まします。生姜の香りをほんのり利かせながら、鯛の子らしい繊細な旨みを生かして仕上げます。
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