【レシピ付き】夏の保存食 Vol.2 京都『割烹 梅津』の「牛肉の味噌漬け」と「ミョウガの梅酢漬け」
『割烹 梅津』は、お浸しなど定番のおばんざいのほか、グジ唐揚げやスッポンの丸煮麺など、硬軟自在な一品を気軽に楽しめる人気店。今回、店主・梅津直人さんに教えていただいたのは、夏の疲れた身体にも良さそうな「牛肉の味噌漬け」と「ミョウガの梅酢漬け」の2品です。
文:川島美保 / 撮影:岡森大輔
※「あまから手帖」2021年8月号より転載
※「あまから手帖」2021年8月号より転載
夏バテ知らずの定番おかず
開店当初から、ぬか漬けも梅干しも自家製。ウスターソースを手作りしたこともあるほど、保存食への関心が高い梅津さん。今回は、夏のスタミナ食としても心強い牛肉の味噌漬けと、疲労回復に役立つ梅酢を使ったミョウガの梅酢漬けのレシピをご紹介。
店主・梅津直人さんは、『祇園なか川』などで修業し、『割烹 梅津』を2011年にオープン。
牛肉の味噌漬け(保存期間:冷凍20日)
「自然の甘み豊かな糀味噌を選ぶと、砂糖もみりんも不要。酒でのばすだけで充分な深みが出ます」。牛肉は先にコショウを多めに振ることで身が引き締まるそう。「ヒウチなど適度に脂が入った赤身がお薦めです」と梅津さん。ガーゼ濾しに漬けると肉を洗う手間が省けて楽だ。
今回は、焼きナスと共にいただく趣向。牛肉の食べ頃は漬けて4日前後だが、冷凍すれば好みの状態をキープできる。
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