『銀座 小十』奥田 透氏監修『和の美 食の美 温故知新』が発売中! 第三弾「本当に美味しい日本の米」と第四弾「現代陶芸」を紹介
日本料理を支えているのは、料理人の技術だけではありません。生産者や作り手、その技術や歴史、想いが終結しています。WATOBIでも連載していた、『銀座 小十』店主・奥田 透さんが監修する書籍『和の美 食の美 温故知新』シリーズの第三弾、第四弾が発売されました。テーマは「本当に美味しい日本の米」と「現代陶芸」。日本料理の土台を成す二つの世界を、それぞれ第一線で活躍する人々への取材を通して深く掘り下げた内容です。料理人はもちろん、日本の食文化に関心を寄せるすべての人に手に取っていただきたい2冊をご紹介します。
WATOBIの連載「『銀座 小十』のエスプリ」
“米のいま”を知り、人と人をつなぐ
第三弾の『和の美 食の美 温故知新-本当に美味しい日本の米-』
「令和の米騒動」とも呼ばれる昨今、米の価格や流通が大きな話題となっています。しかし、本書が焦点を当てるのは、そうした社会的な議論ではありません。「本当に美味しい米とは何か」という、日本料理の原点ともいえる問いです。
第一特集では、全国各地で米づくりに情熱を注ぐ生産者を訪ね、その栽培への考え方や米づくりへの哲学を紹介。さらに、米専門店の店主や研究者、日本料理人への取材を通して、品種や鮮度、炊飯方法まで、多角的な視点から米の魅力を紐解いていきます。
第二特集では、『日本料理 龍吟』山本征治さんによる究極のごはん、日本料理人による座談会、ごはんを主役に据える専門店なども紹介。「あの名店」がどんな米を選び、どのように炊き上げているのかにも迫ります。
米は、日本料理において最も身近でありながら、最も奥深い存在。本書は、料理人の視点から「美味しい米」を考えることで、生産者と料理人、そして食べる人をつなぐ一冊となっています。
「現代陶芸」の今と未来
第四弾の『和の美 食の美 温故知新-現代陶芸-』
第四弾のテーマは「現代陶芸」。料理は器に盛り付けられて初めて完成すると言われますが、近年は料理人自ら陶芸家と対話し、料理のための器を制作する機会も増えています。本書では、そうした時代の流れを背景に、30代から50代を中心とした現代陶芸家16人を特集。造形や技法への挑戦、それぞれが目指す表現に迫ります。
巻頭では、信楽、美濃、伊賀を代表する陶芸家と奥田さんが、現代陶芸の未来について語り合います。また、料理人と陶芸家が互いの仕事を語り合う対談では、『赤坂 おぎ乃』『日本橋蛎殻町 すぎた』『霞町 やまがみ』など名店の料理人が登場。料理と器が響き合うことで生まれる新たな価値を、多彩な切り口から紹介しています。
「料理」と「器」は切り離せない存在であり、「料理」と「米」もまた、日本の食文化を語る上で欠かせません。テーマは異なりますが、この2冊に共通しているのは、日本料理を支える人々の仕事と、その背景にある思想や文化に光を当てていることです。
『和の美 食の美 温故知新』シリーズは、レシピだけでは伝えきれない、日本料理の奥深さを知るためのシリーズ。料理人はもちろん、器や食材、生産者の仕事に興味を持つ人にとっても、新たな視点と出合える読み応えある内容となっています。
【書名】和の美 食の美 温故知新
【監修者】奥田 透
【体裁】B5判
【価格】「本当に美味しい日本の米」:4,300円+税 「現代陶芸」:4,300円+税
【問合せ】株式会社誠文堂新光社
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