「銀座 小十」のエスプリ

大胆に旬の幸を使い、華やかな仕事で五感を楽しませる。2003年、東京の和食界にすい星のごとく現れた『銀座 小十』。店主・奥田 透さんの“新しい和食”は、2007年度版ミシュランガイドで三ツ星を獲得するほどのオリジナリティをもって、2013年、海を渡りました。パリ店に続き、N.Y.にも出店。多くの経験を重ねて50代となった奥田さんは、今、変革期を迎えていると言います。「和食はもっともっと美しく、もっともっとカッコよく、もっともっと美味しくなれると思うのです」。日本古来の節句や行事ごとを“令和の感覚”をもっていかに表現するか? 日本料理の伝統的な仕事をどう進化させていくのか? 奥田流のエスプリを『銀座 小十』の毎月の献立から紐解いてお届けする連載です。

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