箸休め WA・TO・BIこぼれ話

『銀座 小十』の奥田 透氏による、先付・付き出しを収録した一冊が好評発売中!

日本料理『銀座 小十』奥田 透氏の新刊が2024年10月に発売され、話題を呼んでいます。こちらでは、その内容をチラ見せ。ご興味ある方は、ぜひお買い求めください!


奥田 透(おくだ とおる):1969年、静岡県静岡市生まれ。静岡、京都、徳島で約10年間、日本料理を学ぶ。29歳で地元・静岡に『春夏秋冬 花見小路』を開店。2003年に東京・銀座に移り『銀座 小十』をオープン。2011年、銀座五丁目並木通りに『銀座 奥田』をプロデュース。12年6月同ビルに『銀座 小十』を移転する。13年にフランス・パリに『OKUDA』を開店。本物の日本料理を海外で提供するという挑戦を始める。著書多数。

文:阪口 香

日本の節句や四季の食材を深く掘り下げ、日本料理に昇華してきた『銀座 小十』の奥田 透氏。「WA・TO・BI-和食の扉-」でも2022年の1月~12月に連載「『銀座 小十』」のエスプリ」を掲載しました。

その奥田氏が、「先付」「付き出し」に焦点を当てた新刊を発行。美しい写真と、想いが溢れた文章、レシピで展開されています。

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日本料理店で提供する「一品目」の存在感について、冒頭の「まえがき」にて次のように語っています。

「一品目はその月の料理を大きく象徴するものに値し、お客さまが最初に見て、感じて、味わう、献立を考える料理人の一番強いメッセージであるといってもいいでしょう。(中略)そして、お客さまが着席し、最初の一品目、二品目の料理をお出しする際に、お客さまが想像する期待以上のものを表現したいと考えております。独立してからの私の二十数年は、この付き出し、先付を考え続ける毎日といっても過言ではありません。」

その言葉通り、食べ手の心を一瞬で掴むビジュアルや食材の組合せはさすが、の一言。春夏秋冬、バラエティに富んだ101品が紹介されています。ぜひ、お手に取ってみてください。

【書名】銀座 小十の先付・付き出し一○一品
【著者】奥田 透
【体裁】B5判、P208、3,800円+税
【出版】株式会社誠文堂新光社

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