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【レシピ付き】イタリア料理人に習う、マグロの調理法 Vol.2マグロのソース&オイル編

看板食材の和歌山産マグロを生かした新メニューを作るべく、鮮魚自慢のイタリアン『イル・ポーベロ・ディアヴォロ』店主・羽田(はだ)達彦さんを訪ねた、大阪・北新地の『食堂 燈(あかり)』店主の南本文正(ふみまさ)さん。前回は、個性的なマグロのスパイス熟成を学びました。続いては、その熟成マグロをさらに美味しくする、マグロを使ったソースとオイルの作り方を教えていただきます。

文:川島美保 / 撮影:東谷幸一 

目次

羽田達彦さん(『イル・ポーベロ・ディアヴォロ』店主)

1985年大阪・貝塚生まれ。北イタリアの一つ星リストランテ『イル・ポーベロ・ディアヴォロ』で腕を振るい、2014年に暖簾分けの形で同店名にて独立。大阪木津卸売市場の敷地内という立地を生かして、魚料理に特化したコースを提供。真っ黒に焦がした白ネギソースを合わせたイカの前菜など、五感を刺激するクリエイティブな料理で瞬く間に評判店となる。地道な試作を何度も繰り返し、料理を丹念に磨き上げていくタイプ。

南本文正さん(『食堂 燈』店主)

1982年和歌山生まれ。大阪・北新地の『炭で焼くねん』(閉店)で修業した後、2012年に焼酎推しの酒呑研究所『キタのみかん』を知人と2人で立ち上げ。2019年に『食堂 燈』を開く。紀州備長炭を使った焼物のほか、和歌山から届くマグロの造りや紀州梅干しを使ったオイルサーディンなど、生まれ育った和歌山への愛に満ちた気取らないメニュー構成で、北新地の食いしん坊の胃袋を掴んでいる。

マグロで“ソース”と“オイル”を作る

南本文正(以下:南本)
スパイスの香味をじっくり移したスパイス熟成マグロ、これだけでも美味しそうですが、まだ完成ではないのですね。
羽田達彦(以下:羽田)
せっかく変わったことをしているのに、これに醤油を添えて完成! では面白くないし、イタリア料理的ではないでしょう?
南本:
確かに、もったいないですね。
羽田:
塩とオリーブ油を振るのもつまらないし、それだとどうも味に締まりがない。
色々試した結果、マグロを使ったソースとオイルに辿り着きました。これが抜群に合うんです!
南本:
どちらも旨みの相乗効果が凄そうで、興味をそそります! ぜひ教えてください。

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