【レシピ付き】春菊味噌が味の決め手!京都『月夜にコメと酒』の焼き鯖と煮ゴボウの春菊味噌春巻き
ふわりと漂う春菊の芳香が爽やか。柿とアボカドの白和えに続いて京都・四条大宮『月夜にコメと酒』の店主・石 将一(セキ チャンイル)さんが教えてくれたのは、鯖の味噌煮から発想したユニークなアテ春巻きです。春菊味噌は魚に塗って焼いたり、焼き野菜に添えたりなど、幅広く使えます。
文:川島美保 / 撮影:竹中稔彦
「一品目に紹介した果物の白和えと同じくらい人気があるのが、季節替わりの春巻きです」と、『月夜にコメと酒』店主の石 将一さん。
例えば春は鯛とホタルイカのフキ味噌、夏は鰻の蒲焼とバターコーン。酒を呼ぶ味わいを意識した独創的な仕立てが、石さんが作る春巻きの魅力だ。
発想の源は“鯖味噌”
オリジナリティ溢れる春巻きは、「定番料理を再構築することが多いですね。そうすると、自然と間違いない相性になるでしょう?」と語る石さん。
今回披露してくれる春巻きの鯖・ゴボウ・味噌の三味は、鯖味噌からのイメージだそう。鯖は焼いてから使うことで生臭みを防ぎ、ゴボウは甘辛く煮てほっこり感を演出。この煮ゴボウは突出しとしても使えるし、締めのご飯のお共にも抜群だ。
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