深まる秋を映す、“華”と“侘び” の器
十一月に入ると一気に秋めいてきますが、それでもまだ、『本湖月』がある大阪は紅葉には早い時期。初旬は少し控えめに、月半ばから下旬にかけては色づいた葉を八寸に用いるなど、おもてなしは少しずつ変化します。お祝いごとである「お茶の炉開き」もあるので、お椀は華やかに。一方、定番の麦藁手(むぎわらて)や木の葉皿など秋らしい器も登場。ご主人、穴見秀生さんに料理人として、数寄者として、秋の器への想いを語っていただきました。
文:西村晶子 / 撮影:竹中稔彦
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