京都『飯田』の美学

菊尽くしと十三夜

10月の主題「重陽の節句(菊の節句)」の序章として、慣例行事“菊の着せ綿”を模した和菓子で9月の料理を締めくくった『飯田』。菊が盛りを迎える10月は、その宣言通り、床の間の室礼から“菊を食べる”先付、一貫した菊の器使いと、いかにも『飯田』らしい“菊尽くし”です。
加えて注目すべきは、十五夜と対を成す日本ならではの風習・十三夜(じゅうさんや)を、もうひとつの主題として要所に織り込んだ室礼や料理。2つの主題を独自のセンスで編み上げた風雅な構成をご堪能ください。

文:川島美保 / 撮影:岡森大輔

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