水無月【みなづき】─レシピ付き
甘く煮た小豆を散らすか混ぜるかしたういろう生地を三角に切った、素朴な季節菓子です。京都には夏越(なごし)の祓(はらえ)のシーズンになると、厄払いのために水無月を食べる習慣があります。その生菓子を真似て作られたのが、今回紹介する料理の水無月。生地は芋、真薯(しんじょ)、ゴマなどで作りますが、姿形は生菓子と同じです。では、なぜ三角形なのでしょう? 小豆をあしらう意味は? 陰暦の6月を表す「水無月」の名が付いた理由とは?
文:「辻󠄀静雄料理教育研究所」今村 友美 / 料理制作:「辻󠄀調理師専門学校」濱本 良司撮影:東谷 幸一 / 協力:辻󠄀調理師専門学校

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