京都『飯田』の美学

盂蘭盆会には程よく精進風を交えて

「先祖を供養すると共に感謝の意を捧げるお盆は、正式には盂蘭盆会(うらぼんえ)と呼びます。この時期は精進料理を食するのが習わしですが、料理屋としては野菜づくし、というワケにはいきませんので、この大切な行事を少しでも感じていただけるような室礼と料理観を適度に取り入れています」と、店主の飯田真一さん。送り火の掛け軸を飾ったり、驚きを秘めた美しい“精進寄せ”を供したりなど、第5回は、『飯田』らしい盂蘭盆会の演出をご紹介します。

文:川島美保 / 撮影:岡森大輔

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