河内と泉州の名物を主役にした、大阪好みの古い料理
御年85歳の上野修三さんが、昭和の古き佳き仕事=古典を今に伝える連載。第2回目は、5月に旬を迎える大阪の地ものが主役です。泉州の貝塚早生(かいづかわせ)玉ネギやトビアラという小エビ、河内の一寸豆(いっすんまめ)。ここに河内鴨を加えた3品をご紹介。昭和の時代に考案したというオリジナルあり、今ではあまり見ることのない古き料理あり。上野さんの昔語りと共にお届けします。
上野修三(うえのしゅうぞう):昭和10年、大阪・河内長野に生まれる。ミナミでの修業時代を経て、1965年、『㐂川(きがわ)』を創業。なにわ伝統野菜を発掘するなど、大阪らしい料理を追求し、浪速割烹のカタチをつくる。60歳で開店した『天神坂上野』は伝説の割烹として名を馳せた。現在は、なにわの食文化を綴る随筆家としても活躍。
聞き書き:中本由美子 / 撮影:東谷幸一
この記事は会員限定記事です。
月額990円(税込)で限定記事が読み放題。
今なら初回30日間無料。
残り:2233文字/全文:2576文字
フォローして最新情報をチェック!
会員限定記事が
読み放題
月額990円(税込)初回30日間無料。
※決済情報のご登録が必要です
この連載の他の記事上野修三の古典
会員限定記事が読み放題!
月額990円(税込)初回30日間無料。
※決済情報のご登録が必要です